全体システムというものは、当然初めから存在したのですが、一般に我々が「システム」という言葉を使用し始めたのは、いつ頃からだったのでしょうか。

 

意見は分かれると思いますが、多くの場合、情報システム、電算システムという言葉が広まり始めた頃からではないでしょうか。

 

つまり、我々が日常的に「システム」と呼ぶ場合に指すシステムの歴史は非常に浅いものになります。

 

その浅い歴史の中でも、劇的に変化を続けています。

 

とりわけ専門的であるとされていた、システムエンジニアやプログラマといった職種の人たちは非常に多く存在するようになってきており、何かカッコいいというイメージから、とても大変な仕事というイメージへと変化しているようでもあります。

 

短期で大量のプログラム実装を求められるようになるにつれて、バグに対する認識もかなり変わりつつあり、開発現場に緊迫感が薄れつつある場合も多いようです。

 

バグというものは最終的に本番リリースまでに潰れればよいのであって、その過程で膨大な時間を費やして、人のプログラムを何人もの人が寄って集って、レビューするというのは、時代に合わないようになりつつあります。

 

一人の人が一流になり、その人が何度も何度も自分のプログラムや設計をブラッシュアップしていく方式が、好まれつつあるように思います。

 

それは、優秀な開発者自身が、それが最も時間を有効に使いながら品質の高い成果物を作ることが出来ると知っているからです。

 

アメリカ型開発、個人プレー開発が、開発者のレベルを高める秘訣なのです。

 

日本はチーム主義でここまで来ましたが、その結果、日本の開発現場には一流の開発者など、ほとんど存在しません。

 

システムの作りや、プログラムの作りなどについては、サラリーマンSEで溢れかえっているのです。

 

この点、日本はしっかりと自分たちの仕事を振り返る必要がありそうです。

 

自らを根拠無く正当化しようとしたところで、世界からは置いてきぼりになるだけなのですから。

 

システムを取り巻く開発環境も、劇的に変化を続けていますし、今後も変化が続くのは間違いありません。