システム分析の達人とは、そのシステムを外側から俯瞰することが出来る能力を維持しながら、システムの詳細部分についても、同時に手に取るように、調査しながら分析を進めることが出来る人のことになります。

 

これは、学校教育においての優秀さとは別のものが必要となります。

 

それは、外側から俯瞰することが出来る能力という点にあります。

 

この意味は単にシステムの概観が分かる、運用目的が分かるという点に留まるものではありません。

 

そうではなくて、その外側からこのシステム全体を俯瞰することが出来るかどうかという点になります。

 

残念ながら、この能力は学校では教えてくれない能力となります。

 

そこには幾つもの社会的常識、社会的洗脳事項から、逸脱した客観的な視点が必要となるためです。

 

学校教育において優秀であればあるほど、この点については全く盲目であるのが日本の現状となります。

 

システム分析の達人とは、このような大前提を保持している必要があります。

 

これを世の中で見つけようとするのは至難の業です。

 

しかし、仮のこのような人を見つけて自由にさせてあげることが出来れば、非常に多くの問題点を抽出し分析してくれると思います。

 

ですが、残念なことにこの点について多くの現場のSEは不愉快に感じることが多いと思います。

 

よって日本では達人が仮に居たとしても、現場の隅に追いやられてしまっていることでしょう。

 

このような人を見つけ、利用することが出来たなら、非常に強い会社になっていくと思います。

 

このようなことを、現場での自浄作用だけに期待していても何も変わることはありません。